【相場と費用 その6】付帯工事費と相場について
付帯工事費は本体工事以外に必要となる工事に掛かります。
ガスや電気の引き込み、地盤の調整など、建物本体に付随するさまざまな工事費用です。
カタログや広告などで、坪単価あたりの価格の表示がされている場合、この付帯工事費が含まれていないことがあります。
付帯工事費の相場は建物全体の15〜20%になります。
2千万円の注文住宅だと、約400万円になります。
これは非常に大きい金額です。
付帯工事費の内容を把握して、住宅建築の為の計画を建てましょう。
また住宅展示場などでも坪単価が提示されていますが、メーカーによっては 「○○○○万円(本体工事のみ)」と表記されている事があります。
これは同様にり、その金額は本体工事だけの金額で付帯工事費が含まれて居ません。
安易に表示されている価格が高いか低いかだけを見ると思わぬ出費となりますので注意が必要です。
また、土地に関する事前の調査も必要です。
見積もりの段階で下水道が来ていない事に気が付いていなかったために、後から付帯工事として浄化槽の取り付けを行った。
その為に予算をオーバーしてしまった。
という例もあります。
建てる場所の特徴をしっかりと把握しておきましょう。
付帯工事費内訳
解体工事 | 建替えの場合、元の住宅の解体費用。
木造の場合、1平方メートルあたり、1万円前後。 |
---|---|
地盤補強・改良工事費 | 地盤が軟弱な場合の補強・改良工事費用。
関連記事:調査・設計費用と相場 |
外構・造園工事費 | 玄関の外側、駐車場、花壇や住居の周りのフェンスの工事費用。 |
照明・カーテン工事費 | 照明やカーテン等の工事費用。 |
冷暖房・換気工事費 | エアコン等の工事 |
屋外電気工事 | 電気を使用する為に線の引き込みを行う工事。 |
屋外給排水工事 | 屋外の給排水工事 |
ガス工事 | ガスを使用する為に必要な工事 |
注文住宅の相場と費用
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【相場と費用 その7】>>>調査・設計費用
注文住宅の付帯工事費の相場はどれくらい?記事一覧
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参考になるものをたくさんあるので、ぜひ見てください。
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(2019年8月集計)