【基礎知識 その3】枠組壁工法(2x4工法)とは
枠組壁工法は木材で枠を造り、構造用合板を釘で打ちつけてパネルを作ります。
そのパネルを箱のように組み合わせて家を造り上げます。
パネルを作るために使用する木材は、主に断面が2インチ×4インチの輸入材が使用されることから一般的に「2x4(ツーバイフォー)工法」と呼ばれています。
枠組壁工法は壁全体で家を支える構造となっています。
その為地震に強い造りとなっています。
また隙間ができにくいので断熱性や遮音性が高いのも特徴です。
その反面、大きな窓を取り付けると強度不足となる恐れがあります。
また同様に、広い部屋や吹き抜けなども制約があります。
この工法も注文住宅でも使用されることが多いです。
2x4材
断面が2インチ×4インチの木材を製材したもの。
2インチ=50.8mmだが、製材後は39mmとなる。
同様に長辺は89mmとなる。
※枠組壁工法は「2x4(ツーバイフォー)工法」の他に、工場で生産したパネルを現場で組み立てて家を建てる「木質パネル工法」もあります。
枠組壁工法のメリット・デメリット
メリット
- 費用や工期が短い。
- 耐震性・断熱・気密性、遮音性が高い。
- 高度な技術がいらないので工務店の技術による差がでにくい。
デメリット
- 間取りや設計に制約がある。
- 壁に手を加えにくい為に、大規模なリフォームが難しい。
注文住宅基礎知識
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