【基礎知識 その5】鉄筋コンクリート造(RC造)とは
鉄筋コンクリート造はRC造とも呼ばれています。(RCはReinforced Concrete)
鉄筋コンクリート造は、鉄筋とコンクリート(セメント・砂・砂利を混合)を一体化して建物を造ります。
鉄筋は火やサビに弱いのですが、コンクリートで覆う事により弱点をカバーしています。
また鉄筋とコンクリートの強い組み合わせで、しっかりとした構造となっています。
網目や籠状に組んだ鉄筋を型枠を使ってコンクリートで覆います。
この作業を何回か繰り返し、固まることで強度を得ます。
この一連の作業に日数がかかり、他の工法に比べて工期が長くなってしまいます。
鉄筋コンクリート造は断熱性能がありません。
その為、しっかりとした対策をしないと、夏の暑さや冬の寒さに直接さらされることになります。
ですが、蓄熱量が高いので断熱をしっかりとしておけば快適な住居となります。
ラーメン構造
柱や梁を太くすることで強度を得ます。
壁の厚さよりも大きくなるため、室内に張り出すのでインテリアデザインに影響します。
ですが壁に窓を開けたり、間取りの変更が比較的自由におこなえます。
壁式構造
壁で強度を得ます。
室内に柱が張り出さないので、すっきりとした印象になります。
反面、耐力壁を取り外す事ができないので、リフォームで自由に間取りを変更することができません。
注文住宅基礎知識
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